美保神社七日えびす祭 5月 〜ちゃみ編〜
七日えびす祭(なのかえびす)とは
美保神社で毎月7日に行われるご縁日祭。神様との有縁(うえん)の日です。えびす様の総本宮であります美保神社には、この日近くの米子市や松江市、境港市などから、特に自営業者の方、会社の社長さん方が毎月商売繁盛を願って多くご参拝されます。
5月のえびすガールは米子市にお住まいの「ちゃみ」さん。30歳、既婚のお元気な女性です。さて、ちゃみさんはエビス様にどんなお願いをするのでしょう。ご参詣に同行させていただきました。
つたえ隊 「どんなお仕事をなさってるんですか?」
ちゃみさん 「建築事務所で設計や事務をしています」
つたえ隊 「新築とかリフォームとか?」
ちゃみさん 「そうですね。いろんな案件がありますが、古民家再生が特に面白いです!」
つたえ隊 「どんなところが?」
ちゃみさん 「昔のモノにどうやって今の価値を付けるか、考えるのが楽しいんです」
つたえ隊 「ところで今日は何をお願いするんですか?」
ちゃみさん 「はい。9月にオープンする米子のゲストハウスが繁盛しますようにエビス様にお願いにきました」
つたえ隊 「ん!?もしかして起業ですか?」
ちゃみさん 「はい。そうです。だから今お金を貯めながら準備をしてるんです。設計だけでなくその空間を自分で使ってみたいんです」
ちゃみさん 「わ〜、この絵馬かわいい。お願い事を書いていいですか?」
つたえ隊 「美保神社は絵馬というか絵鯛。竿で吊るすんですよ」
ちゃみさん 「面白いー!」
ちゃみさん 「………………」
ちゃみさん 「できましたっ!」
つたえ隊 「なんて書いてあるんですか?」
ちゃみさん 「開放 Guest House 勝造 が繁盛しますように!!」
つたえ隊 「勝造って旦那さんですか?」
ちゃみさん 「いえ、曾祖父の名前です」
つたえ隊 「へー、どうして?」
ちゃみさん 「民芸運動で河井寛次郎さん、柳さんらと運動していた職人です。憧れの曾祖父から頂きました。」
つたえ隊 「ひいおじいさん、すごい人ですね」
ご参拝の後、美保関灯台に行かれるとのことでご一緒しました。
ちゃみさん 「うわー気持ちいいー!」
つたえ隊 「起業するって大変ですよね、どんな生活になるんですか?」
ちゃみさん 「最初はそれだけで食べて行けないのでこんな毎日です」
ちゃみさんの一日
9:00〜15:00 お仕事(アルバイト)
15:00〜22:00 ゲストハウス(予約受付、チェックイン、掃除洗濯…)
22:00〜 帰宅
つたえ隊 「うわーめちゃくちゃハードじゃないですかっ!」
ちゃみさん 「そうなんです。でも26歳の時からゲストハウスをしたかったので、楽しみで楽しみで仕方がないんですよ♪」
つたえ隊 「どんなゲストハウスにしたいんですか?」
ちゃみさん 「さっき開放って書いたんですが、心が開放されるような場所にしたいです。そこで過ごす人が日常から解放されて、外国や地元の人、障害を持った人などいろいろな人が偏見なしに交流できる場所にしたいんです」
つたえ隊 「泊まるだけじゃないですね」
ちゃみさん 「たくさん交流イベントをしたいです」
つたえ隊 「そもそも、どうしてゲストハウスをしたかったんですか?」
ちゃみさん 「大学生の頃、暇さえあれば海外や国内を旅行しました。宿泊は必ずゲストハウスで。そこで知り合った友達が今でも沢山いるんですが、あの時の時間が純粋で恋しくて、いつか自分でそんな空間を作りたいって思ったんです」
つたえ隊 「最後に読者の方にメッセージをどうぞ」
ちゃみさん 「9月に米子市にある古民家『わだや』でゲストハウスをオープンします。みなさんぜひお越し下さい!一緒にやりたいという方も募集しています!」
一緒にゲストハウスを盛り上げたいという方は↓FACEBOOKからメッセージをお送りください。
ちゃみさんのFACEBOOK
https://www.facebook.com/chamicrophone
灯台ビュッフェにもお越し下さい。詳細は↓こちら
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