七類「花まつり」でお釈迦様の誕生を祝ってきました
毎年5月8日に七類の常楽寺で催される「花まつり」に行ってきました。
晴天の気持ちのいい水曜日。平日ながら常楽寺の周りには大勢の参拝客でいっぱいです。
ここはどこ?巣鴨?と見紛うほどお年寄りの方が多く、「楽しみにしとった」と毎年参られている方々の会話が耳に入ります。
まずは大日堂の入り口にある小さな花御堂に立っておられる誕生仏に甘茶をかけます。
お釈迦様はお母さんの右脇から生まれ、七歩歩いて、右手で天を左手で地を指して、天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)とおっしゃった、そのお姿で立っておられます。失礼ながらかわいらしい。
そのまま大日堂、本堂をまわりましたがたくさんの綺麗な花で埋め尽くされています。
以前、チベットの砂で曼荼羅を描く砂曼荼羅をテレビで見ましたが、こちらは花曼荼羅と行ったらいいでしょうか。ただ粒状の砂と違い、花は色や形の個性があるので、それらの特徴を活かしているのが面白いです。例えば、ピンクの花びらで仏様の頬が染めたように表すとか。
境内には、手打ちそばを打たれていたりとみなさんわいわいと和やかな雰囲気に包まれていました。
最後に、この花まつりを主催されている蓮華奉賛会の佐々木正美会長に一言頂きました。
確か砂曼荼羅もそうですが、この日のためだけに七類のみなさんと住職が協力して花で仏様を描き、お祭りが終わったら無くなる。昔の絵は残っていないし、年毎違う絵になります。
花々は確かに綺麗ですばらしいですが、お釈迦様の誕生を祝いたいという思いで作る方、参拝される方が花を通じてお寺に集まられることに感銘を受けたお祭りでした。
ぜひみなさんも来年ご参拝ください。
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