100%美保関産のところてん(心太)が食べれるお店「桝谷鮮魚店」
今回は、冷たくてツルツルでプルンプルンの100%美保関産ところてんが食べれるお店、桝谷鮮魚店をご紹介します。
残暑、いえ残猛暑がまだまだ厳しい今日この頃、こういう暑い日は無性にところてんが食べたくなったりしますよね?(え、わたしだけ?)
注目の食品。心太と書いて、ところてん
ところで、天草から作るところてんと言えば便秘や貧血に改善作用があり、カロリーがほぼゼロに近く、コレステロール減少、高血圧や糖尿病の予防にもいいと注目の食品です。奈良、平安時代には精進料理として食されていたようです。昔から食べられているところてんですが、このところネットでもじわじわと人気が出てます(→ここ)。
100%美保関産のところてんが食べれるお店
古来日本で食べられているところてんですが、最近は原料の天草の水揚げ量が減少し、韓国等からの輸入品も多くなっているようです。益々国産天草が貴重になりつつある昨今、この桝谷鮮魚店では国産しかも美保関の綺麗な海で育った天草を自ら浜辺で採ってこられて、お店の鍋で丹誠込めて作くられたツルツルでプルンプルンの自家製ところてんが食べられるんです。
これが100%美保関産の天草。なんて綺麗な天草でしょう。
黄金色に輝いています。
さっそく注文すると、冷たーいところてんが目の前に。見ているだけで清涼感が漂ってきます。体を小さくして、このところてんの山を登りたい。
自家製のタレをかけていただきます。
ウ、うまい!コリプルツル!コリプルツル!
ウ、うまい!コリコリ、プルプル、ツルツル→コリプルツル!コリプルツル!。新しい擬態語が浮かぶほどの食感と同時に口の中に広がる磯の香り。加えて、さっぱりして優しい甘酸っぱさのタレがクセになります。この美保関産100%の天草で作った自家製ところてん(心太)、お店では300円で食べられます。
お持ち帰りもできます(1個500円、店頭で食べる量よりも多いです)。
干物一尾一尾はすべて店長の手作り
桝谷鮮魚店ののれんは「天日ほしもん屋」。ところてんだけでなく、美味しい干物も販売しています。それもなんと、一尾一尾すべて店長の手作りなんです。
のどぐろ、白イカ、カマス、カレイ、イワシのみりん干し、イカの塩から。適度な水分を残して魚の旨みが凝縮されています。
「ネットでも買えますか?」「いいえ、うちではやってません」
ネットでも買えますかとお聞きしたところ店頭もしくは電話での注文のみだそうです。その理由はムービーでどうぞ。
ムービーからも誠実なお人柄と職人魂が伝わってきます。
骨太ならぬ心太なお店
買い付けから加工、販売まで、すべての作業をご夫婦お二人のこだわりと責任で行う。まさに骨太ならぬ心太なお店です。ぜひご賞味ください。
ご注文は、0852-73-0707へどうぞ。
お店は美保神社からすぐ、青石畳通りの中程にあります。
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